bloggerbetterの日記

お忙しい中訪問していただき、ありがとうございます。ガジェットや生物、化学などの観点から書いていきますので、よろしくおねがいします。

本の紹介していきます!!西の魔女が死んだ

 皆さんどうも、僕は普段本をよく読むので、おすすめの本を紹介したいと思います。

 

今回紹介する本は、梨木香歩さんの、「西の魔女が死んだ」です!!

 

 なんか悲しいタイトルですが、内容はあまり悲しいものばかりではありません。

ざっとあらすじを語ると、学校生活に馴染めずにいる少女が、田舎に住む祖母との交流を通して成長していく物語です。

 

 このようなよく見るあらすじなのですが、この本のすごいところが、他の本との差を見出しているのです。

 

すごいところその1、登場人物が面白い!!

 

 この本のすごいところは登場人物にあると思います。主人公が田舎で暮らすうちに出会う人々全てが、主人公に何らかの影響を与えます。それによって主人公の心情が変化して、段々と成長していきます。このプロセスには目が離せません!!主人公が登場人物をどう見ているのかも、梨木果歩さんはしっかりと書いていますので、その中の表現もよく見てみてください。

 

すごいところその2、情景描写!!

 

 この本には多くに情景描写が出てきます。雨や青空、森の中など、たくさんの場面が展開されていますが、その場面一つ一つがしっかりと想像できるものになっています。主人公の周りの環境や状態が頭にしっかりと想像できるので、読み進めるほどにのめり込んでいってしまいます。

 

すごいところその3、主人公の死生観

 

 この本の中には、主人公の死生観について変化がある場面がいくつか出てきます。この変化がなかなかに面白いです。主人公の父親の言葉、祖母の言葉、そして主人公自身が考えたことによって右往左往していきます。それを追いかけていくのがとても面白いと感じます。

 

 いかがでしたか?梨木香歩さんの、「西の魔女が死んだ」、ぜひ見てみてください。

 

www.shinchosha.co.jp